バストケアのためにナイトブラを着用しているけれど、肩こりが気になってしまう人もいると思います。
ではなぜ、就寝中のバストを支えて快適な睡眠に導いてくれるはずのナイトブラで、肩が凝ってしまうのでしょうか。
本記事では、ナイトブラで肩が凝ってしまう原因と肩こりの解消方法、肩こりしないナイトブラの選び方について解説します。
ナイトブラの肩こりでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ナイトブラで肩こりになる原因は?9つの解消法を教えます!
ナイトブラで肩こりになってしまうのには、次のような原因が考えられます。
- 肩紐が短く、肩に負担がかかっている
- ナイトブラのサイズが小さくて締め付けがキツイ
- 肩紐が細くて食い込んでしまう
- ナイトブラの着用に不慣れ
肩紐が短かったり細すぎたりすると、バストの重みを支えるのが大変になり、締めつけたり、食い込んだりして肩こりの原因になってしまいます。
肩こりは血行不良によって悪化しやすいため、小さいサイズのナイトブラによるアンダーや脇の締め付けも肩こりにつながるので注意が必要です。
では、ナイトブラで肩が凝りやすい人のために、肩こりを悪化させない9つの解消法を紹介します。
まずは1~2週間試してみる
はじめてナイトブラを着けたり、新しいナイトブラに買い替えたりすると、肩こりを感じる人がいます。
多くの場合、ナイトブラが体に馴染んでいないのが原因です。
酷い肩こりの場合を除いて、まずは1~2週間試してみると馴染んで肩こりが改善するケースがあります。
肩紐を緩めてみる
肩紐を調整できるナイトブラなら、肩紐を緩めてみましょう。
肩にかかる負担が原因で肩こりが起きていると、肩紐を緩めることで解消が見込めます。
ただし、無理にきつくしてもバストアップ効果は望めませんので、快適な着け心地で着け続けられるように調節しましょう。
アンダーを緩めてみる
アンダーの締め付けが強いと、血行が悪くなって肩が凝りやすくなります。
ホック付きのナイトブラならアンダーを微調整ができるので、アンダーを緩めてみるのもおすすめです。
また、フロントホックで寄せ集め効果を高めているナイトブラもあるので、一時的にフロントホックを外してみるのも良いでしょう。
パッドを外してみる
ナイトブラには、寄せ上げ効果を高めるべくパッドが入っているものがほとんどです。
厚みのあるパッドや特殊な凹凸パッドなどは寄せ上げ効果が高い分、知らないうちにバストが圧迫されていることも。
パッドの圧迫により血行不良になっているケースもあり、取り外し可能ならパッドを外して使ってみましょう。
サイズを見直す
ナイトブラで肩が凝ってしまう人は、サイズが合っていないケースが多いです。
肩こりを感じているなら、一度サイズを測り直してみてください。
バストサイズは、年齢や環境によって常に変化しています。
ナイトブラを購入する際は、その時点でのバストサイズをしっかり測るようにしましょう。
サイズの測り方については、以下のヴィアージュナイトブラの記事で詳しく解説しています。
寝る前に肩を温める
ナイトブラの着用時に限らず、肩こりのおもな原因は肩まわりの血行不良です。
寝る前に、お風呂などでしっかりと肩まわりを温めましょう。
ホットタオルを使用すると、いつでも好きなときに肩を温められるので、寝る前のスリーピングセレモニーとしても取り入れやすい方法です。
肩や肩甲骨をマッサージ・ストレッチする
肩や肩甲骨まわりのマッサージや軽いストレッチなども、肩こりの解消におすすめの方法です。
寝る前に肩を温めながら首から肩甲骨にかけてマッサージすると、肩まわりの血流が改善されて肩こり解消が望めます。
肩甲骨を寄せるように肩をまわすストレッチでは、肩こりの解消にくわえて姿勢の改善も期待できるので、試してみてください。
枕の当て方に気をつける
意外と盲点なのが、寝るときの枕の位置です。
枕の位置が高すぎたり、低すぎたりすることで、首や肩に余計な負担がかかって肩こりを引き起こしている場合があります。
枕を当てたときに首の下に不要なすき間ができていないか、寝返りはスムーズにできるかなど、枕が負担になっていないかチェックしてみましょう。
硬めのマットレスにする
寝ている間の姿勢には、マットレスの硬さも大きく関係しています。
マットレスが柔らかすぎると、体が沈み込んでうまく寝返りができません。
また、寝返りがしづらいと肩や腰に負担がかかって、肩こりや腰痛の原因になってしまいます。
肩こりに悩んでいる人は、マットレスは適度な硬さのあるものを選ぶようにしましょう。
肩こりしないナイトブラの選び方!4つのポイントを知っておこう
肩こりしにくいナイトブラの選び方について、以下の4つのポイントにまとめました。
ナイトブラで肩が凝りやすいという人は、参考にしてみてください。
肩紐の幅が広いナイトブラ
ナイトブラの肩こりが気になる人は、肩紐の幅が広いナイトブラを選ぶと良いでしょう。
日中のブラのような細いストラップは、見た目は華奢でお洒落なイメージですが、寝返りなどの動きで肩に食い込みやすいというデメリットがあります。
肩紐が食い込むと、血行を阻害して肩こりが悪化してしまう恐れがあります。
肩紐の幅が広いナイトブラなら、ナイトブラ本来のホールド力はそのままに、肩への負担を減らして肩こりも防いでくれます。
優れた伸縮性で着け心地の良いナイトブラ
ナイトブラの特徴のひとつとして、伸縮性の良さが挙げられます。
良く伸びる生地や特殊な編み方を採用したナイトブラも多く、動きにぴったりフィットしながら優れた伸縮性で快適な着け心地が続きます。
伸縮性の良いナイトブラは肩への負担や締め付けが少ないので、血流を阻害することなく肩こりも起きにくいのがおすすめのポイントです。
肩こりが不安な人は、ストレスフリーな着け心地や伸縮性に優れたナイトブラを選ぶようにするとよいでしょう。
肌に触れる面積が広いナイトブラ
肌に触れる面積が広いナイトブラも、肩への負担を減らすことができます。
ナイトブラ全体で包み込むようにサポートすることで、部分的にかかる負荷を分散して血流やリンパの流れが滞るのを防いでくれます。
バストをしっかりと支えるサポート力も高まるので、垂れ胸や離れ胸の予防効果も期待できます。
ナイトブラで肩こりしやすい人は、脇高設計や背面パワーネットなど、なるべく布面積の大きいナイトブラを選ぶのがおすすめです。
ノンワイヤーのナイトブラ
ナイトブラの肩こりを防ぐためには、ノンワイヤーのナイトブラがおすすめです。
ノンワイヤーだとサポート力に不安があると思う人もいるかもしれませんが、ナイトブラはノンワイヤーでもしっかりバストをサポートできるように設計されています。
より高い補正力が期待できるナイトブラとしてソフトワイヤーを使用したナイトブラもありますが、ワイヤーの圧迫で血流が滞ってしまうと肩こりの原因になってしまいます。
肩が凝りやすいタイプの人は、ワイヤー入りのナイトブラは避け、ノンワイヤーのものを選ぶようにしましょう。
疑問を解決!ナイトブラの肩こりに関するよくある質問
- ナイトブラを着けて肩こりになるおもな原因は?
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ナイトブラを着用して肩こりが続くなら、サイズやフィッティングが合っていないかもしれません。
正しくサイズを選んで、自分のバストにフィットさせるのが重要です。
- 肩こりが気になる場合のナイトブラ選びで重要なのは?
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サイズをしっかりチェックするほか、伸縮性を確認しておきましょう。締め付けすぎず、適度にフィットするナイトブラがおすすめです。
- ナイトブラの肩ひもが肩こりの原因かも?
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ナイトブラは肩ひもを調節できないタイプが多く、肩こりの原因になっている可能性があります。
気になる場合は、肩ひもアジャスターで調節できるタイプをチェックしてみましょう。
- ナイトブラ以外に肩こりで注意すべき点はありますか?
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寝る前に適度なストレッチや肩のマッサージをおこなって、リラックスした状態で就寝しましょう。
また、日頃から姿勢を改善する意識も大切です。
あまりに肩こりがひどい場合は、医師や専門家に相談してみましょう。
【まとめ】肩こりを克服して快適にナイトブラを着用しよう
ナイトブラでの肩こりは、ストラップの負荷やサイズが合わないことによる締め付けなどによる、バスト周辺の血行不良が原因のひとつです。
ナイトブラで肩こりしやすい人は、今回解説した解消法をぜひ実践してみましょう。
肩こりにおすすめのナイトブラや選び方を参考に、自分のバストに合ったナイトブラを探してみてくださいね。