妊娠・出産は、女性のバストに大きな変化をもたらします。
短期間で一気にサイズが変化するため、垂れや削げの原因となることも。
ナイトブラは産後のバストにも効果を発揮しますが、いつから使ったらよいのか、迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?
今回は、産後や授乳中のナイトブラはいつから使えるのかにフォーカス!
本記事を読めば・・・
といった疑問を解決できるはず!
産後・授乳中にナイトブラの着用を検討しているなら参考にしてみてくださいね。
ナイトブラは産後・授乳中いつから使える?
産後のナイトブラは、出産から1ヶ月ほど経った頃から使いはじめるとよいでしょう。
個人差はありますが、妊娠~授乳期までにバストは約2カップも大きくなるといわれています。
妊娠中から大きくなりはじめたバストは、出産を終えて授乳がはじまるとさらにボリュームアップ。
サイズアップしたバストは母乳を蓄えてずっしりと重くなり、バストを支えるクーパー靭帯への負荷も大きくなります。
クーパー靭帯が傷むとバストの垂れの原因となってしまうため、なるべく早くナイトブラでケアしたいところです。
ただし、授乳サイクルが整うまでのバストは不安定な状態なので、産後すぐの着用はおすすめできません。
産後1ヶ月ほど経って授乳サイクルが落ち着いてから、バストに合ったナイトブラを使いはじめましょう。
ナイトブラを産後・授乳中に着用すると期待できる効果
産後や授乳中にナイトブラを着用すると、以下のような効果が期待できます。
バストの形をキープしてくれる
ナイトブラには、寝ている間のバストを理想の形に整えてくれる機能があります。
産後や授乳中のバストも、しっかりと支えてくれるのです。
寝ている間は寝返りなどでバストが動きやすく、何もケアしないとバストの型崩れを起こしやすくなります。
とくに、産後や授乳中のバストは変化が大きく、普段よりもバストに負荷がかかっている状態。
ナイトブラできちんとケアしてあげることが大切です。
バストの型崩れを防ぐためにも、産後や授乳中もナイトブラを着用しましょう。
卒乳後のバストの垂れを防いでくれる
産後や授乳中にナイトブラを着用すれば、バストの垂れを防ぐ効果が期待できます。
授乳中のバストは授乳前後のハリやボリュームの大きな変化で、バストが垂れやすくなっている状態です。
さらに、産後5ヶ月~6ヶ月ぐらいで離乳食がはじまると、授乳の量や回数が減って徐々にハリがなくなってしぼんでいきます。
バストを包み込むように支えるナイトブラなら、変化の大きいバストの状態にもぴったりフィットして理想のスタイルをキープしてくれるでしょう。
産後にバストが垂れてしまうと悲しいですよね。
脇や背中のシルエットがすっきりする
赤ちゃんのお世話をするときは前かがみになって、姿勢が悪くなりがちです。
姿勢が悪いとバストのお肉も流れやすく、脇や背中のラインがもたついてしまう原因にもなります。
また、夜中の授乳などで頻繁に寝たり起きたりすると、バストが動いて横流れしやすくなる場合も。
そんな時は、どんな動きにもフィットして横流れを防いでくれるナイトブラがおすすめです。
ナイトブラはバストの脂肪が脇や背中に流れるのを防いで、シルエットもすっきりと整えてくれますよ。
冷えを防いで母乳の出が良くなる
ナイトブラを着用すると、身体の冷えを防いで母乳の出をよくする効果を望めるのもポイントです。
バスト全体を包み込むようなつくりのナイトブラは布面積が大きく、着用するだけでバスト周りが温まって血流が良くなります。
血流が促進されて体温が上がると、母乳の出が良くなる効果が期待できるのです。
生後3ヶ月ぐらいまでは夜中の授乳が続く場合もあり、冬場は寒い中での授乳で冷えてしまいがちになります。
そんなときは、ナイトブラでバスト周りを温めるだけでも冷えを予防できます。
ナイトブラで冷えを防ぎましょう。
ナイトブラを産後・授乳中に着用する際の注意点
バストの型崩れや下垂を防ぐためにも、産後や授乳中からナイトブラを着用するのがおすすめです。
ただし、授乳中のナイトブラ着用は乳腺炎に注意しましょう。
乳腺炎は、乳房の乳腺に炎症が起こる病気。
母乳は血液から作られており、血流が悪くなると母乳の生成に影響を及ぼして、乳腺炎になってしまうケースがあるのです。
とくに補正力が高いタイプのナイトブラだと、授乳中のバストに着圧が強すぎる場合があり、乳腺炎のリスクを高めてしまうことも。
母乳の生成が多い時期のナイトブラは、着圧が強くないタイプを選んで、乳腺に負担をかけないように気をつけましょう。
産後・授乳中に着用できるナイトブラの選び方5つのポイント
では、産後や授乳中に着用できるナイトブラを選ぶときに気をつけたい、5つのポイントを紹介します。
優れた伸縮性で締め付けすぎないか
産後・授乳中に着用するナイトブラは、よく伸びてバスト周りを締めつけないかチェックしておきましょう。
締め付けが強いナイトブラを着けていると、血流が悪くなって母乳の出が悪くなってしまう場合があります。
授乳中は常時母乳を作り続けているため、寝ている間もバストが張ってサイズが変化する場合も。
締め付けが気になると、ぐっすり眠れなくなるかもしれません。
産後や授乳中のナイトブラは、サイズが変化しても苦しくならない伸縮性に優れたタイプがおすすめです。
授乳しやすいか
授乳期間中に着用するナイトブラは、授乳のしやすさも重視したいですね。
とくに産後数ヶ月の間は授乳回数も多いため、赤ちゃんを抱っこしたまま片手でサッと胸を出せるようなナイトブラが理想的です。
また、授乳後の胸のしまいやすさも忘れずにチェックしたいポイント。
楽に胸を出すことができても、しまう時にパッドがズレたり、うまく元に戻せなかったりするとストレスになってしまいます。
サイズが合っているか・調節しやすいか
産後・授乳中に限らず、ナイトブラはかならず自分に合ったサイズを選ぶのが基本です。
授乳期間中はバストが張ったりしぼんだりを繰り返すため、1日の中でもバストサイズが大きく変化します。
普段はちょうど良いフィット感でも、母乳が溜まってくると苦しく感じてしまうことも。
伸縮性に優れているタイプや、ホックなどで調節しやすいナイトブラがおすすめです。
日中も着けられるか
産後や授乳中は昼夜関係なく赤ちゃんのお世話で忙しく、合間を見て日中に横になることも多いと思います。
日中も着用できるナイトブラなら、寝たり起きたりを繰り返しても着け替える必要がなく、忙しい育児中のママさんにぴったりです。
赤ちゃんの抱っこやおむつ替えなど普段とは違う動きも多くなるので、フィット感の良いナイトブラを着用すれば、バストの位置も安定して快適に過ごせます。
メーカーが産後・授乳中の着用を推奨しているか
HRC公式ストア
ナイトブラはバストの補正が目的であり、サポート力が強すぎて産後や授乳中には向かないタイプもあります。
普段、ギュッと寄せ上げてくれるタイプのナイトブラを愛用している人でも、産後・授乳中は締め付けが強すぎないタイプがおすすめです。
また、公式サイトに「産後、授乳中もOK」といった記載があるかもチェックしておきましょう。
【まとめ】産後・授乳中でもナイトブラは効果を発揮します!
産後や授乳中の変化が大きいバストにも、ナイトブラを使ったバストケアは効果的です。
体調に合わせて、産後1ヶ月ほどを目安にナイトブラを着用しましょう。
産後・授乳中に適したナイトブラで適切なケアを続ければ、卒乳後の型崩れを防ぐ効果が期待できますよ。
本記事を参考にしていただき、自分にぴったりの1枚をぜひ見つけてくださいね。